<名古屋市地域委>公募委員40人当選…有権者参加8.7%(毎日新聞)

 8地域でモデル実施される名古屋市地域委員会の委員を決める選挙が終わり、27日開票された。投票は事前申請方式で行われ、申請した人の82.4%が実際に投票した。ただし有権者(18歳以上の住民)に対する投票率は8.7%にとどまり、「住民自治」として定着させるには、制度の周知など課題が多いこともうかがわせた。

 選挙で決まる公募委員は、立候補者66人中40人が当選し、地域が推薦する推薦委員32人は全員が投票で信任された。市のまとめでは、投票参加を申請したのは7629人(有権者の10.6%)で、6286人が投票。有権者に対する投票率が最も高かったのは中川区・豊治地域で16.9%、低かったのは千種区・田代地域の5.8%だった。

 定数6の田代地域で立候補し、91票を得て4位当選した最年少の大原康治朗さん(19)=愛知県立大学外国語学部2年=は「多くの人に期待していただき、委員としての自覚を持たなければならないと思った。まちづくりに向け、自分が若者とのパイプ役になりたい」と話した。

 その田代地域では最後の「1議席」の6番目が67票で同数となり、くじ引きでの決着となった。当選した会社役員の足立保志さん(62)は「(同数の人には)申し訳なかった。河村たかし市長の登場で変革の時代が訪れており、委員としてしっかり発言したい」と気を引き締めていた。

 地域委員会は「市内分権」を目指すという河村市長の公約の柱。市議会は、試行は認めたものの地域委自体を認めたわけではなく、3月からのモデル実施が失敗に終われば完全実施は難しくなる。初めての委員会選挙を終え、市長は「民主主義のツクシンボウが名古屋から芽を出した。ボランティア議会として大切に育てていきたい」と述べた。

 委員の任期は2年で無償。【岡崎大輔】

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張が山下破り、棋聖位奪取=囲碁七大タイトル制覇(時事通信)

 囲碁の山下敬吾2冠(棋聖、天元)に張栩3冠(十段、王座、碁聖)が挑戦する第34期棋聖戦7番勝負の第5局が、25日から静岡県伊豆市の玉樟園新井で行われ、26日午後4時19分、247手で白番の張が1目半勝ちで4勝1敗とし、棋聖位を奪取した。
 張は七大タイトルすべての獲得経験を持つグランドスラムを達成した。1987年の趙治勲二十五世本因坊に次いで2人目。張のこれまでの七大タイトル獲得数は名人4、本因坊2、十段1、天元1、王座5、碁聖4の計17期。山下は5連覇による名誉棋聖の称号を獲得できなかった。
 張は台湾・台北市生まれ。林海峰名誉天元門下で94年入段。2003年に23歳5カ月の最年少九段。09年には現行の七大タイトル戦がそろって以後、史上初の5冠(名人、十段、天元、王座、碁聖)となった。 

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<郵便不正>元係長が村木被告の指示否定 大阪地裁(毎日新聞)

 郵便不正事件で、偽証明書作成に関与したとして虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた厚生労働省元局長、村木厚子被告(54)=官房付=の第8回公判が24日、大阪地裁であり、偽証明書を作成したとして同罪で起訴された部下の元係長、上村勉被告(40)が証人出廷した。上村被告は「自分で偽の証明書を作成した。誰にも相談していない」と述べ、村木被告の指示を否定した。

 検察側主張によると、上村被告は04年4月、障害者団体「凜(りん)の会」(解散)について前任係長から「石井一・民主党参院議員の関連団体」と引き継ぎを受けた。しかし、同会には実体がなく、申請書類すら提出されないため、村木被告に相談したところ、「決裁なんていいから、すぐに作って」と指示され、同年6月上旬、偽証明書を作成し、村木被告に手渡したとされる。

 この日の公判で上村被告は、当時同じ課の課長だった村木被告について「顔は知っているが、部屋が違うので、仕事の話はしたことがない」と証言。その上で、偽証明書作成については「雑事で、早く予算の仕事をしたかったので、勝手に出せば(発行すれば)済むと思った」と述べた。また「証明書のことは自分と前任係長しか知らないと思っていた」とも述べた。

 上村被告は捜査段階で、村木被告からの指示があったと供述したとされる。しかし、公判前整理手続きの中で「村木被告の指示はなく、1人で作成した」と村木被告の関与を否定する供述に転じた。

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