「私の船頭役は終わった」モンテゼーモロ退任 正式発表(レスポンス)

フィアットグループは現地時間20日夕方、ルカ・ディ・コルデーロ・ディ・モンテゼーモロ会長(62歳)の退任を発表した。これによって、2004年以来のフィアット-モンテゼーモロ体制が幕を閉じることになる。

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モンテゼーモロ会長は、「私の船頭役は終わった」と説明。「今日のフィアットは健康体で競争力を持った企業である。マルキオンネ(CEO)とフィアット全従業員のおかげで、全レベルと分野で成長を果たした」と語った。

モンテゼーモロに関しては過去にもたびたびイタリア政界への進出が噂され、本人はその都度否定してきたが、今回の発表でも彼は「政治に関与することはない」とあらためて否定。引き続きグループ取締役と、グループ傘下であるフェラーリの会長職に専念することを明らかにした。

モンテゼーモロが会長に就任したのと同じ2004年からCEOを務めるセルジオ・マルキオンネは、「この6年間、ルカと私は素晴らしいコンディションを作り上げてきた。これからも友人同士だ」と述べた。

またモンテゼーモロの後任として会長に就く創業家出身のジョン・エルカン副会長は、「私から、そして家族からも、モンテゼーモロに“ありがとう”と言いたい」と述べ、フィアットが経営危機にあった2004年5月、エルカンと一族がモンテゼーモロに会長就任を要請。彼がそれを了承してくれたエピソードを披露。モンテゼーモロがグループ取締役とフェラーリに留まることを「歓迎すべきこと」と語った。

なお、エルカンの後任にあたる副会長は当面置かない。新会長に就任するエルカンは今年34歳。フィアット111年の歴史上、最も若い会長となる。

今回の発表の席上、彼は28歳年上のモンテゼーモロを、仲間同士で使う二人称「tu(君)」で呼んだ。エルカン自身は泣く子も黙る創業家出身。さらに「tu」は今日のイタリア社会で、たとえ上司に対してでも使う表現に変貌しつつあることも事実だ。しかしながらイタリア屈指の企業フィアットのトップマネジメントが公の場で「君」で呼びあったところに、フィアット再建のため戦ってきた盟友の雰囲気が漂っていたことも確かだった。

《レスポンス 大矢アキオ》

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 羽生善治名人(39)に三浦弘行八段(36)が挑む第68期名人戦七番勝負(毎日新聞社、朝日新聞社主催、大和証券グループ協賛、名人戦歓迎行事遠野市実行委員会など後援)の第2局は20、21の両日、岩手県遠野市のあえりあ遠野で行われる。開幕戦を制した羽生がリードを広げるか。三浦がタイスコアに持ち込むか。

 第1局は三浦優勢とみられる局面もあったが、羽生が終盤で競り勝ち、3連覇へ向けて好発進した。名人初挑戦の三浦は、これで対羽生戦11連敗。早く1勝をあげて、流れを変えたいところだ。

 遠野市は「遠野物語」発刊100周年を迎えている。両対局者は19日、「とおの昔話村」を訪れ、しばし民話の世界に思いをはせた。

 第2局は羽生の先手番で、持ち時間は各9時間。立会は島朗九段、解説は先崎学八段、記録は菊地裕太三段。【山村英樹】

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 沖縄県の仲井真弘多知事は19日、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の県内移設に反対する25日の県民大会に出席する意向を固めた。仲井真知事は20日に県議会与党の自民、公明両党の県連幹部に説明し、同日中に表明する考えだ。
 仲井真知事は、同県名護市の米軍キャンプ・シュワブ沿岸部に移設する現行計画を容認していたが、1月の同市長選で受け入れ反対派の稲嶺進氏が当選したことなどを受け、県内移設反対に軸足を移しつつある。県内移設阻止を狙った集会に同知事が出席することで、政府が検討しているシュワブ陸上案は実現へのハードルが一段と高まることになる。 

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年収の3分の1以上、私大新入生費用の割合、過去最高(産経新聞)

 息子や娘を1人暮らしさせて私立大学に通わせている家庭の平均的な学費負担などが年収の3分の1を超え、過去最高となったことが「東京地区私立大学教職員組合連合」(東京私大教連)の調査で7日、分かった。私大の学費はほぼ横ばいだが、親の年収が下がっているため、負担が重くなった。東京私大連は「不景気で収入が減って悩んでいる私大生の親が増えている」と話している。

 東京私大教連は、平成21年度に関東地方の1都5県の私大、短大計18校に入学した4887世帯からアンケートを回収。息子や娘を独り暮らしさせるなどして、大学に通わせている家庭で、1年間にかかった入学金や学費、仕送りなどの費用が、年収全体に占める割合を算出した。

 その結果、1世帯当たり、私大に通うための費用が年収に占める割合は34・0%で、前年の33・3%を上回り、初めて3分の1を突破した。

 費用自体は計300万円で前年度よりも4万5600円減っていたが、家庭の平均年収が平成2年以来最低の882万円まで低下。その結果、年収に占める割合は、平成5年度の調査開始以来、最高となった。

 1人暮らしの住居費などに58万円、入学金や学費など初年度納付金に130万9061円かかるという。私大生の保護者からは「このまま子供を大学に通わせ続けるのは大変厳しい」などという声も上がっているという。

 家庭からの仕送り額は月平均9万3200円で昭和61年以降では過去最低となっており、奨学金希望者も増加。前年度の3・5ポイント増え74・5%になった。

 東京私大教連は「不景気で私大生の親も限界。政府には大学の学費負担の軽減措置も考えてほしい」としている。

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美しい花の“じゅうたん” 明石海峡公園(産経新聞)

 兵庫県淡路市の国営明石海峡公園でチューリップなどの花壇が見ごろを迎え、美しい花の“じゅうたん”が観光客らを喜ばせている。

 淡路花博から10年を記念して行われている「淡路花博2010花みどりフェア」の一環。広大な敷地に265種のチューリップなどが植えられている。

 友人と訪れた同県明石市の主婦(35)は「珍しいチューリップを見て、春の気分を味わうことができました」。見ごろは今月下旬まで。

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<名古屋地裁>点字のみの訴状受理 障害者「裁判開かれた」(毎日新聞)

 名古屋市熱田区の視覚障害者、梅尾朱美さん(59)が2日、障害者自立支援法に基づく市の判定を不服として、点字の訴状を名古屋地裁に提出し、受理された。全日本視覚障害者協議会(東京都)では「点字のみの訴状が受理されたのは初めて」と話している。

 梅尾さんによると市は06年、梅尾さんの障害程度区分を審査に基づき、06年の審査では等級を「4」と判定したが、09年の審査では「1」に下げた。この3年間で福祉サービスの利用頻度が少なくなったことが理由になったという。梅尾さんは、この市の判定を不服として、弁護士などの代理人を立てずに提訴した。

 訴状はB5判で10ページ。訴状提出後に記者会見した梅尾さんは「視覚障害者にも裁判が開かれた。視覚障害で訴訟を起こすことをあきらめていた人の励みになればうれしい」と語った。

 民事訴訟法は、提訴の際に訴状の提出を規定しているが、点字についての明文規定はない。名古屋地裁は今後、点字の訴状を翻訳する必要があるが、裁判官の判断によっては原告側に点字ではない訴状を求める可能性もあるという。【沢田勇】

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<太陽の塔>黄金の顔の目、40年ぶり点灯 大阪・万博公園(毎日新聞)

 万博記念公園(大阪府吹田市)にある「太陽の塔」の黄金の顔の目玉(直径約2メートル)が27日夜、40年ぶりに点灯を再開した。大阪万博開催40周年記念事業の一環。28日以降も毎日、日没から午後11時まで光らせる。

 塔前広場であったセレモニーで、日本万国博覧会記念機構の中井昭夫理事長と来園者代表の児童らが目玉の点灯スイッチを押した。その後、緑色のレーザー光線が当たった塔前面に「1970年大阪万博」の文字や当時のパビリオンが浮かび、花火が打ち上がると、歓声が沸き起こった。両親に連れられて当時、万博に2回来場した吹田市の会社員の男性(46)は「気付けば40年たっていた。再び、この場所でこの光景を見るとは思わなかった」と話した。

 目玉の投光器は計128個の発光ダイオード(LED)を搭載。太陽の塔は芸術家の岡本太郎さん(1911〜96)の作品で、万博開催中は点灯していたが、経費面の理由などでその後は点灯していなかった。【土本匡孝】

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